子供も大人も分かりやすい最新の予防歯科システムで虫歯予防のススメ

こんにちは。

たかの台みかみ歯科院長の三上です。

先日アメリカ発の新予防システムであるCAMBRAの勉強会に参加して参りました。

以前から申し込みのお願いをしていたのですが、なかなか人気が高く、待たされてこの時期になってしまいました

多くの歯科医師が、患者さんの利益となるのはやはり予防であると感じ、またその難しさを痛感している証拠ではないかとおもいます。

予防歯科の核となる部分は、やはり毎日して頂く歯ブラシやデンタルフロスなどのセルフケアで間違いはないと思うのですが、一体どれくらい頑張って、どうなったら安心できるのか、皆さんようわからないと思ってらっしゃるのではないでしょうか？

そこで登場したのがこのCAMBRAというシステムです。

現在の歯の状態、健康状態、普段のセルフケアの実施状況から、虫歯になりにくい状態であるローリスクから、ミドルリスク、ハイリスク、エクストリームリスクと分類分けし、生活習慣の改善や使用推奨のケア用品をお伝えするこのシステムは非常に分かりやすく、多くの患者さんに有益なものと感じました。

例えば、エクストリームリスクと判定が出た場合、抗菌剤での洗口、フッ素の入った洗口液の使用、キシリトールガムを一日４回、重曹でのうがい一日４回、４か月ごとのフッ素の塗布、そして４か月後の再評価となります。

なかなか大変ですね

ただ、リスクが下げられればもっと楽なケアに移行していけます。

CAMBRAは保険がきかない自費診療となりますので、とっつきにくい印象をもたれる方も多いとは思いますが、一生懸命ケアしているのに虫歯になってしまうなど、不安を抱えてらっしゃる方は、ぜひご相談頂ければと思います。