小児矯正を予定通りすすめるために

今回は小児矯正を予定通りに進めるためにしていただきたいところをまとめさせていただきます

小児期の矯正に関しては、１２歳臼歯と呼ばれる前から数えて７番目の歯がしっかりと噛みあい、お口の周りの筋肉と舌が歯をずらすような力を与えないようになったところまでになるので、治療期間は長期となります

ですが、適切なスペースができて筋肉、舌が適正な状態であれば、４か月に一回はえかわりが上手く進んでいるかのチェックになりますので、なるべく早くそこまでいけるとと思っています。

そのためには、

１、装置の装着時間を守りましょう！

・装置を入れていない時間は、歯は元に戻ります。

・床矯正は１４時間以上、マイオブレイスは日中１～２時間と就寝中になります

２、トレーニングを毎日しましょう！

・歯が並ぶスペースができても、舌や筋肉が上手く働いてくれないと歯が動いてくれません。

３、よく嚙みましょう！

・前歯で噛む運動は、血流をよくし、歯の並ぶ骨を作ってくれたり、お顔をカッコ良く成長させてくれます。傾いた歯がまっすぐになる作用もあるので、前歯で噛み切って、奥歯でよく噛みましょう

４、歯磨きを頑張りましょう！

・歯と歯のお掃除が不十分で、歯茎が腫れたりしていると、その力で歯が押されてうまく動いてくれないことがあります。装置が入り、唾液の自浄作用が弱くなり、虫歯や歯肉炎になりやすいので、歯磨きを糸ようじが大切になります。

歯並びだけでなく、健康的な成長のために一緒に頑張りましょう！